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 弁護士 十川由紀子の
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(この絵本ブログは、息子が小学生の時に書いたものです。)
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しんかんせん のぞみ700だいさくせん

2015-10-13
しんかんせん のぞみ700だいさくせん
 街路樹が赤くなり、秋らしくなってきました。5歳の息子は電車が大好きで、この夏は、いろいろな電車に乗りました。
 
 さて、この絵本は、小学2年生と4年生の小田原に住む男の子2人(いとこ)が、東京から名古屋まで新幹線に乗り、帰りは普通電車を乗り継いで帰る、冒険のお話です。
 
 2人は、名古屋までの新幹線は、はしゃいでいますが、名古屋からの帰りは心細くなり励まし合いながら帰ります。
 
 読んでいる私も息子も、ハラハラ、ドキドキし、たくさんの電車を乗り継いで小田原に帰ると、ホッとします。
 
 この夏、電車好きの息子も、主人と姫路まで阪神電車などを乗り継いで行き、帰りは新幹線で新大阪まで帰ってきました。
 
 息子は、普通電車を乗り継ぎ、とても疲れたようですが、新幹線に乗せてもらい大喜びでした。
 
 主人は、電車好きの息子に影響され、いろいろな電車に乗るようになり、楽しみが増えたようです。
 
 文と絵  横溝英一
 小峰書店  2001年5月24日発行
 

はちうえはぼくにまかせて

2015-08-24
はちうえはぼくにまかせて
 まだまだ暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
 
 夏休みも、もうすぐ終わりですね。
 
 「はちうえは ぼくにまかせて」は、古本屋で見つけた本です。絵本は高いので古本屋や図書館を活用しています。
 
 黄色だけを使ったさわやかな色彩に惹かれて買いました。
 
 主人公のトミーは、夏休みに旅行に行く近所の人たちのために、たくさんの鉢植えを預かって、鉢植えを一生懸命育てます。お父さんの仕事が忙しいので、トミーは旅行に行けず、鉢植えを育てるアルバイトをするのです。
 
 トミーは鉢植えによって育て方を変え、図書館で本を読んで育て方を研究し、立派に育てます。
          
私もガーデニングが好きなので、この絵本を読んでいると楽しい気持ちになります。トミーの一家は、みたいに緑がいっぱいの部屋でテレビを見たり、食事をしたりします。
 
 しかし、トミーのお父さんは緑がいっぱいの部屋に不快な表情です。でも、最後には・・・。
 読んでのお楽しみです。
 
 暑い夏も、緑がたくさん描かれた絵本を読むと、少し涼しく感じられます。 
 
 
 作 ジーン・ジオン
 絵 マーガレット・ブロイ・グレアム
 訳 もり ひさし
 発行所 株式会社ペンギン社
 1981年8月 初版

ようちえん いやや

2015-07-23
ようちえん いやや
戦争やめて
 暑くなりましたね。
 新学期から3ヶ月過ぎ、子どもたちは、ようやく新しい環境に慣れたでしょうか。
 
 この本に登場する子どもたちは、朝、「ようちえん いくの いややようちえん いくの いややと言って泣きます。
 
 その理由は様々で、先生に挨拶したくないからとか、下駄箱の位置が一番下だからと言います。でも、本当の理由は、・・・。読んでのお楽しみです。
 
 私の息子も、朝、保育園に行きたくなくて、泣きながら起きてきて、ぐずぐず朝ご飯を食べます。でも、保育園に行き、お友達を見つけると、パーッと走って私と別れます。この本を読むと、どこの家も同じなんだと思い、ほっとします。
 
 
 さて、7月18日土曜日、主人と息子の3人で、扇町公園で開かれた「戦争法案は廃案に!おおさか1万人集会」に参加しました。かわいい絵の描かれた「戦争やめて」のプラカードを配っていました。
 
 私は、誰がこのプラカードを描いたかわからなかったのですが、主人は、絵を見て、この絵本の作者の長谷川義史さんだとわかり、「すごい!すごい!」と言って家族3人分をもらいました。
 
 また、この集会の最後に、長谷川義史さんがウクレレを弾きながら、「ようちえん いくの いややの替え歌を披露され、「あべ しんぞうは いややあべ しんぞうは いややと歌われました。会場は、とても盛り上がっていました。
 
 長谷川義史 作・絵
 株式会社童心社 2012年2月2日発行

地球をほる

2015-06-30
地球をほる
地球をほる
 今回は、高石市議会議員の山敷めぐみさんにお借りした本です。
 
 山敷議員は、子どもに関する政策に熱心に取り組んでおられ、事務所の中も、子どものために、本やおもちゃが置いてあります。山敷議員は、私が絵本ブログを書いていることを知って、この本を勧めて下さいました。
 
 この本は、日本に住んでいる子どもが、地球の中を掘っていき、アメリカのペンフレンドに会いに行くお話です。
 地球の中心はドロドロに溶けているので、斜め掘ってアメリカへ行きます。
 
 子どもが一生懸命、土を掘っていきます。すると、ページをめくるたびに、字と絵が傾いていき、アメリカに到着すると、本が回転し、絵も字も反対になっています。会話も英語になっています。
 
 地球儀を想像すると反対になっている意味がわかるかもしれませんが、4才の息子にとっては、難しかったかもしれません。
 
 なお、6月20日に高石市議会議員の山敷めぐみさんの事務所で、「憲法カフェ」を開催しました。憲法カフェの様子は、私の自己紹介ページを見てください。また、絵本ブログ一周年の感想も書きましたので、そちらも御覧下さい。
 
 作 川端 誠
 BL出版株式会社
 2011年9月1日発行
 
 
 

ホットケーキできあがり!

2015-06-04
ホットケーキできあがり!
九条の会・きしわだ フライヤー
 アメリカのエリック・カールと言えばらぺこあおむしが有名で、他にもたくさんのエリック・カールの本が日本語版として出されています。その中で、息子が一番好きなのがホットケーキできあがり!」です。
 
 ジャックが朝起きて、お母さんにホットケーキが食べたいと言うと、お母さんに手伝ってちょうだいと言われます。ジャックは、畑へ行き小麦を刈り取り、水車小屋の石の「ひきうす」で粉にしたり、卵をにわとり小屋に取りに行ったり、裏庭で牛の乳を搾ったり、おけにクリームを入れてバターを作ったりして、材料集めをします。
 
 そして、ジャックは、材料を揃えると、お母さんと一緒にホットケーキを焼き、いちごジャムをかけて完成させます。
 
 息子は材料を集めるシーンが大好きで、わざわざ部屋の隅へ行き、小麦を刈り取るまねをしたり、卵を取りに行くまねをします。
 
 息子は、この本に影響され、休日の朝は「ホートケーキ作って!」と言います。息子は、保育園に行かなくてもいいし、大好きなホットケーキも食べられるし、うれしそうです。息子は、できあがったホットケーキはちみつをかけたり、ジャムをかけたりしておいしそうに食べます。それを見ると、ささやかだけど幸せだなと思います。
 
 なお、訳者のアーサー・ビナード氏が、6月14日日曜日に行われる九条の会・きしわだの講演会に講師として来てくださることになりました。こちらもお楽しみに。
 
 エリック カール 作
 アーサー ビナード 訳
 偕成社 2009年9月発行
 


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