スイミー
2014-08-04
8月になり暑くなってきたので、海が舞台の本を選びました。
この本は、息子が2歳になったばかりのころに、保育園の先生に紹介された本です。まだ2歳なので、字が多すぎるかと思いましたが、絵や表現が透き通るような美しさで、とても感動しました。
ストーリーは、小さな魚がたくさん集まって、大きな魚のふりをして、大きな魚を追い出してしまうお話です。その前に、主人公の「スイミー」が、「にじいろのゼリーのようなくらげ」に会ったり、「ドロップみたいな いわから はえてる こんぶやわかめのはやし」を見たり、海の中のいろいろな生き物に出会うシーンも、とても印象的です。
暑い夜、息子と一緒に読んでいると、なんだか涼しくなったような気がします。
また、この本を読むと、この本を紹介してくださった先生のことを思い出します。息子も私も大好きだった先生で、息子が生後9ヶ月からお世話になりました。初めて育児をしながら働く私に、たくさんのアドバイスをしてくださいました。別の園に移られたのでお会いできませんが、先生との思い出は一生の宝物です。
作 レオ=レオニ 訳 谷川俊太郎
好学社