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 弁護士 十川由紀子の
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(この絵本ブログは、息子が小学生の時に書いたものです。)
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だんじりまつり

2014-05-30
だんじりまつり
 当事務所は岸和田市にあり、毎年9月には、事務所の2階でだんじりを見ることができます。私の息子も、1歳のときからだんじりを見ているせいか、だんじりが大好きです。
 
 そこで購入したのが、この2冊の絵本です。
 
 写真右 「きしわだのだんじりまつり」
      作 中村翔子 絵 さいとうしのぶ
      出版社 リーブル 1999年9月
 写真左 「だんじりまつり」
      作 はまのゆか
      出版社 ポプラ社 2005年8月
 
 左の絵本は、小学生のあすかが主人公で、お父さんは大工方、家族全員がだんじり祭に関わっています。だんじり祭りの準備から2日間のだんじり終了までが、詳しく書かれており、大人が読んでも楽しめる内容となっています。
  最後の頁には、だんじりの説明文がついています。
 
 右の絵本は、3歳のりょうくんが主人公です。りょうくんは、お父さんが朝早くだんじりまつりの準備に出かけていくのを見て、慌てて1人で家を飛び出しますが、お父さんに気づいてもらえず、迷子になってしまうお話です。
 
 2冊とも、家族全員がだんじりまつりを楽しんでいて、ほのぼのとした気持ちになりますよ。
 
 だんじりの季節が近づいてきました。この絵本を読む機会が増えそうです。

三びきのこぶた

2014-05-21
三びきのこぶた 瀬田貞二 訳  山田三郎 画  福音館書店 1967年4月初版
三びきのこぶた 絵 ポール ガルドン  訳 晴海耕平  童話館出版 1994年10月初版
 私の息子が1歳児クラスのときに、発表会で三びきのこぶたの劇をしました。そこで、三びきのこぶたの絵本を何冊か読みましたが、絵本によってストーリーが違うので、不思議に思っていました。
 
 最近、三びきのこぶたは、イギリスの昔話で、本当は残酷な結末だと知り、図書館で昔話に忠実な2冊を借りてみました。
 
 わらの家を作ったこぶたと、木の家を作ったこぶたは、おおかみに食べられてしまい、れんがの家を作ったこぶたは、おおかみを鍋で煮て、晩御飯に食べてしまうというストーリーでした。
 
 三歳の息子は、熱心に聞いていて、怖がる様子はありませんでした。子ども向けに無難なストーリーに変えるより、昔話に忠実な方が面白いと思いました。
 
 この2冊は、訳者と絵が違うので、同じストーリーでも、ずいぶん印象が違います。読み比べも面白いと思いました。ちなみに、左が「瀬田貞二 訳  山田三郎 画  福音館書店 1967年4月初版」で、右が「絵 ポール ガルドン  訳 晴海耕平  童話館出版 1994年10月初版」です。


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